新しい英検のスタイル
小中学校が休校の間、家庭学習で英検の勉強に取り組んでいる方は、きっと多くいると思います。
当教室の生徒たちも、3級と準2級対策をしています。
ところが、2020年の第1回目の検定が緊急事態宣言のため、延期になった上、準会場不足のために多くの生徒さんが受験できない事態になりました。
そこで、当教室の生徒は「英検S-CBT」を受験することにしました。
「英検S-CBT」とは、1日で、スピーキングテスト(2次面接)まで4技能すべて行うテストです。
コンピューターで行うスピーキングテストは、英検5級や4級で体験したような、自分でパソコンを操作しながら、自分の答えを録音する形式です。
2019年までは、高校2年生以上で大学入試を目的とした人しか受験できませんでしたが、今年から「誰でも」受験できるようになり、受験料も改定されました。
「英検S-CBT」のライティングはタイプする必要がなく、いつも通りの手書きで仕上げる形式に変更になり、ちびっ子からお年寄りまで誰でも受験可能です。
さらに!受験する級によりますが、思った以上にたくさんの中から日程が選べるので、部活の大事な試合や塾の予定をあきらめることなく英検を受験できる。ほぼ毎週末、朝、昼、夕方 3つの時間設定から選べます。
テスト形式については、英検CBT サイトに動画で詳しく説明されています。
受験環境は、受験席すべてにパーテーションが設置され、受験者同士の間隔は最低でも80cm確保されており、メモ用紙、スピーキング・リスニング用にヘッドセットが完備されています。
新しい英検の受験方式で、今後、ますますチャンスが広がるような気がします。
生徒に受験を勧めた私も、「英検S-CBT」準1級を7月24日に受験します。
会場の様子や試験中に気を付けなくてはならない事など、受験してみないとわかりませんからね。
実際の様子は後日、お知らせしたいと思います。