英検S-CBT 準1級 受けてきました!
会場は横浜ランドマークタワー25階でした。
準1級は午前9時から受付開始ですが、8時45分にはすでに受付開始していました。
左は自宅で印刷した受験票。右は受付後に受け取る用紙。
事前にスマホのアプリで入力したヘルスチェックの画面を受付で提示します。
会場となる部屋は会議室で、長テーブルを2人用にスチロールで仕切って作った簡易式のブースです。
指定されている座席番号に着席します。
思っていたよりお隣と近いと感じます。
一部屋に30人、3つの教室に分かれていたので約90人。
約9割が女性、大学生や高校生、そして中学生。
机の上には、ノートパソコンとヘッドセットが用意されています。
パソコンの画面が小さいと感じます。
受付で渡された用紙の個人番号とパスワードを入力してPCにログインして試験開始を待ちました。
S-CBTでのテストの順番は
スピーキングテストから
スピーキングテストが始まると、皆が一斉に声をだすのでちょっと慌ててしまうけれど、画面に集中するように心がけます。
ウオームアップでの2つの質問は、
How long have you studied English?
Why do you get Eiken test?
この答えは採点対象にはならないので話す練習です。
その後、テスト開始されます。
準1級は、4コマ漫画を見てナレーションします。
パソコンの画面が小さいのでカードに書かれている文字が読みずらいです。
準備時間は1分間、時間が画面右上に表示されているので、やり易いと感じました。
通常の面接試験では、試験官がタイマーで測るので、自分であと何秒あるのか分からないのです。
ナレーションを行うのは2分間で、こちらも時間が画面上に表示されていましたが、余裕が無く、見ていなかったと思います。
質問になると、「もう一度やり直す」が表示されます。
「もう一度やり直す」は2回まで使えますが、減点の対象になることもあります。
質問を聞き終わってから「もう一度やり直す」ことができるのはパソコンの表示では、約35秒ですが、自然な間と考えられるのは約10秒なので、「もう一度やり直す」なら10秒以内にクリックしたほうがよいでしょう。
今回は、「もう一度やり直す」を使って、その間に英文をじっくり組み立てました。
1度目で質問の意味は分かっても、とっさに答えることには限界があります。
「もう一度やり直す」を使うと、落ち着いて返答できました。
スピーキングテストは約15分。
終了後、答案用紙が配られるまで約5分待ちました。
解答用紙とメモ用紙が配られましたが、メモ用紙は使いませんでした。
リスニングテスト
通常は筆記の後なので、リスニングの選択肢の先読みすることがでます。
S-CBT 方式では、問題が一問ずつ画面に表示されるので先読みできません。
しかし、解答時間の10秒で、すぐに回答できれば残りの時間で次の問題を先読みできます。
筆記と作文
90分のうち20分は作文用にキープしつつ筆記問題を解きました。
長文はパソコンの画面ぎりぎりに表示されて読みにくいと感じました。
全文表示は、文字が小さくなるのでさらに読めない感じです。
設問は、1問づつしか見ることができないため、ちょっとイライラしました。
「もう一度見直す」にチェックを入れておくと瞬時にその問題に飛ぶことができるのは便利です。
作文は、予定通り20分で書き上げました。
筆記テストが最後なので、終わった人から次々退出します。
時間終了してから退出した人は約半分くらいでした。
英検S-CBTの利点
1⃣ 1つの会場に集まる受験者数が少ないため、3密は回避されています。
2⃣ 仕切りがある分、周りの気配が伝わりにくいので集中でます。
3⃣ スピーキングテストの試験官ネイティブスピーカーの英語は、明瞭で聞き取りやすく、対人でないので緊張度が低いと思います。
4⃣ 筆記試験が終われば、試験終了時間前でも退出できます。
英検S-CBTの欠点
1⃣ PC 操作に慣れていない場合、特に、スピーキングテストで緊張しパニックになり力を発揮できないかもしれません。
S-CBTのスピーキングテストに対応するためには、同じ形式の5級や4級のスピーキングテストを経験しておくとよいでしょう。
2⃣ 当日の問題を持ち帰ることはできないので、自己採点できません。
通常の英検での筆記試験の自己採点は次の2次面接の準備を始めるために必要だが、S-CBT方式では、すべての結果が1ヵ月以内にわかるので問題ありません。
最後までお読み頂きありががとうございます。
S-CBT 方式は、3級から準1級までです。
あと少しで合格できそうな場合、翌月に受験可能なので
勉強へのモチベーションが保てると思います。
今後、コロナの状況によっては、S-CBT方式での受験のほうがより安全で確実に受験できるかもしれませんね。