3年生英語教育活動

今年度は、3年生の英語教育活動に参加しています。

毎週、金曜日の授業をお手伝いしています。

昨日は、2回目で「数」についてでした。

1から10までの数は、すらすら言える児童が多いのですが

11 以上の数、特に11と12は念入りに練習します。

11や12にまつわるものについて皆で考えたりしました。

すると、児童から「elevenとtwelveはなぜ他の数字と違って特別な言い方なのか」

と質問がありました。

その時は、「英語を話す国では、1から12まで特別な意味があるから」と答えたのですが

帰宅してから調べました。

「数学の歴史」(ボイヤー著、朝倉書店)

ボイヤーによれば

eleven =one over (ten)=10を1越えるという意味の古代語* ainalif に由来

twelve =two over (ten)=10を2越えるという意味の古代語* twalif に由来

*ゲルマン祖語の説

人類が最初に使った命数は10進数のはずですから、10を基準値として、+1と+2に固有の名前が与えられているのは、手の指を使ってものを数えていたことの名残であると考えられます。

そして「teen」は「ten」が語源。

13からが「ティーンズ」なので「ティーンズ」は「少年少女」の意味になります。

 

3年生の授業では、テキストの「Let’s try」を使うこともありますが

基本的に、体を動かしながら発話するゲームを通じて

「英語って楽しい」「英語って簡単」と感じる時間にしていきたいと思います。

 

 

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